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「ロシア、法が完全に欠如」 元石油王が会見
2008年02月09日10時11分 газета АСАХИ
脱税などで有罪判決を受け、別の罪で追起訴されたロシア元石油最大手ユコスのホドルコフスキー元社長(44)が、東シベリアのチタで6日に開かれた裁判の休憩中に被告席から英紙記者らの質問に答え、敵対したプーチン大統領体制下のロシアを「法の支配が完全に欠如している」などと激しく批判した。
7日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、元社長は「中国も権威主義体制だが、一定の法治主義が機能している。ロシアよりずっとましだ」と強調。3月の大統領選で当選が確実視されるメドベージェフ第1副首相が「法の支配確立」を唱えていることについて、「実現はきわめて困難だろう」と切って捨てた。
一方で、「ロシアは長期的には民主的な欧州国家への道を歩むだろう」と希望も語った。
元社長は、野党に資金援助をした後、脱税などの摘発を受け、ユコスも解体・再国有化された。その後、ユコスの販売利益を横領した罪などで追起訴された。現在は、別のユコス元幹部が拘置所内でエイズ治療を十分に受けられていないとして抗議のハンストを続けている。