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イラン核交渉責任者が辞任 大統領と確執か 20-10-2007 20:48 к комментариям - к полной версии - понравилось!
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イラン核交渉責任者が辞任 大統領と確執か
2007年10月21日00時31分

 イランのエルハム政府報道官は20日、イラン核問題の対外交渉責任者のラリジャニ最高安全保障委員会事務局長が辞任したと明らかにした。後任には欧米担当の外務次官サイード・ジャリリ氏が就く。報道官は「核計画と政策に変化はない」と述べたが、国連安全保障理事会の制裁決議に反してウラン濃縮を続ける強硬路線にどのような影響が出るか注目される。

 後任のジャリリ氏は40代前半の外交官で、アフマディネジャド大統領に近いとされる。

 辞任したラリジャニ氏は、05年8月のアフマディネジャド政権発足と同時に核交渉の責任者に就任。ウラン濃縮活動停止に応じた改革派のハタミ前政権から一転し、米欧の反発にもかかわらず、ウラン濃縮を再開する現政権の政策を支えた。一方、欧州連合(EU)などとの交渉を粘り強く続けてきた。

 国際原子力機関(IAEA)と合意した「行動計画」では、イラン側が技術的な疑問点に答えるというプロセスを設定。早ければ11月にも予定されるエルバラダイ事務局長の報告まで、国連安保理が3度目の制裁決議に動くのを抑える一定の効果をもたらした。

 西洋哲学も研究した学究肌。今年3月のペルシャ湾での英兵士拘束事件では、イラン革命防衛隊幹部らが挑発的言動を繰り返す裏で、解決へ向けた交渉で手腕を発揮したとされる。

 だが、「核問題は終わった」(9月の国連総会で)などと挑発的な発言を続けるアフマディネジャド大統領との確執は常に指摘され、辞任のうわさが絶えなかった。

 最近では、ラリジャニ氏が、今月16日のロシアのプーチン大統領訪問の翌日、「(核問題で)新しい具体的な提案があった」と明らかにしたところ、直後に大統領が「(プーチン氏からの)メッセージは何もなかった」と否定、両者の食い違いが際だっていた。

 エルハム報道官は「ラリジャニ氏は以前から何度も辞任を申し出ていた」とし、アフマディネジャド大統領が辞任を最終的に承認したと説明。ラリジャニ氏が指導部内に残るかは不明。05年の大統領選に立候補したように政治的野心のある大物だけに、来年3月の国会議員選挙へ向けて動き出すなか、動向が注目される。

 ジャリリ氏にとって、23日にローマで予定されるEUのソラナ共通外交・安全保障上級代表との会談が表舞台での初仕事になる。経験不足を懸念する声が上がる中、ラリジャニ氏が同席する可能性がある。
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