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СТАТЬИ ПО ГРАММАТИКЕ ЯПОНСКОГО ЯЗЫКА - 79 29-04-2008 13:20 к комментариям - к полной версии - понравилось!


079 ~ことか/~ことだろう

どんなに + 動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな>  + ことか
どれほど                       ことだろう
なんど
なんと

 会話 


李 :忙しくて、てんやわんやなのに、あろうことか、うちのかみさん、風邪を引いちまってね。
山田:なんだ、そんなことか。僕はてっきり奥さんが大病で倒れたのかと、本気で心配してたんだぞ。
李 :「なんだ、そんなことか」はないだろう?女房が寝込むとどんなに大変なことかを思い知らされたよ。


 解説 

 「~ことか/~ことだろう」は話し手個人の気持ちを表す感嘆表現で、「どんなに/どれほど/何度/なんと」などの副詞と呼応することが多いのでしょう。文末では「~ことか」「~ことだろう」のどちらを使ってもかまいませんが、会話では「~ことだろう/~ことでしょう」や、「なんと~こと!」のように「だろう」も省略して使うことが多いでしょう。「~ことか」はどちらかといえば、書面語に属します。

 感嘆表現には「~ものだ」(→文型421)もありますが、使う場面が異なりますから、併せて参照してください。
 

例文 


1.君のことをどんなに心配したことか。でも、無事でよかった。
2.何度君に忠告したことか。しかし君はそれに耳を貸そうともしなかった。
3.あれからもう十年か、何と月日の経つのは早いことだろう。
4.いじめを受けて自殺した少年は、どんなに辛く、くやしかったことだろう。
5.あなたのいない毎日が、どれほど寂しかったことか。
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